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とあるところで書いた習作 その1


KOSPIはクラスの不良達に保健室に連れ込まれ、
ベッドに押し倒されると制服の上着とブラウスを剥ぎ取られ、
1人に上半身を抑えつけられ、下半身は下着を脱がされ、二人係で両膝を大きく押し割られていた。
KOSPIは必死で両膝を合わせようとするのだが、不良の力には到底敵わない。
KOSPIは無残にも両足をM字型に広げられ、
女にとっては最も恥ずかしい部分を不良達の前に全てさらけだされていた。
「じゃあ、ここだ。ここいくぜ。KOSPIはここをいじってやるとどうなるかな」

不良の1人が蜜壷に突きたてた指を機械的に抽送しているのを尻目に、
リーダー格の男の指がゆっくりとKOSPIのクリトリスを剥きあげる。
肉裂をかきまわして潤みをすくうと、それをクリトリスに塗りつけて、こすりたてるようにうごかした。
「おらおらおら!」
「あああ!だめっ!やっ・・・!いやっ!んっ!」
KOSPIの身体がガクガクと揺れた。
顔を覆っていた両手は力なく落ちて、
腰のあたりにわだかまったスカートの生地を弱々しくつかんでいた。

KOSPIの頭の中には1人の男の子がいた。
近くの席にいるけれどちょっとへそ曲がりで、いつも私の事を虐めていて。
成績は良いくせに、なんだか無性に気に喰わないあいつ。
「なんであんな奴の事っ」
何であんな奴の事が今、頭を過ぎるのだろう。
あの冷静な態度が気に入らなくて、いつも・・・
そう、虐めていたのは私だった。
どんなに頑張ってもテストで勝てなくて、
でも悔しいから教えてなんて事は絶対に言えなくて。

「…なんであんな奴の事っ」
「はあ?何言ってんだこいつ。おら、濡らしてんじゃねえよ。」
リーダー格の男の指がクリトリスに当てた中指を激しく震わせるとKOSPIの顎がカクン。と仰け反った。

「あっ!いやっ!いやあっ!」
「おら、見られて濡らすなんて変態だな。お前。」
「そんなっ!やっ、触ってるからっ!あっ!ダメっ見ないでっ!」
「おっ、乳首立って来たぞこいつ。」
「KOSPI結構胸でかいな。全部脱がしちまえよ。」
「やっ!やだっ!」

乱暴にブラウスの前をはだけられ、ブラジャーを引き下げられる。
露になった胸を批評されるかのように見られている。

しかも下半身は大きく膝を開いた体勢だ。
恥ずかしいも恥ずかしくもない。
無駄と知りながら胸を、大事な部分を見られないように体を捩る。パニック状態だった。
でもそんな中でもKOSPIは頭の中のどこか冷静な部分が助けを呼んでいる事に気がついていた。
心の中で叫んでいた。

でも、助けに来てくれるわけ・・・ないよね。

「おら、逃げてんなよ。」
KOSPIの中に指を入れていた不良が中で指を折り曲げ、
ゆっくりと内部を引っかくように抽送を始めた。
KOSPIの膣内の上部にある窪みを押すように上下に動かす。
それと同時にリーダー格の男もクリトリスに当てた中指を押し込むように動かす。

「あっ!だめっ・・やだっ…もうっ・・・あんっ!」

一回漏れ出したら、もう抑えられない。
そう思って食いしばっていたいたKOSPIの口から甘い声が漏れたその瞬間。
保健室の扉がノックされた。

瞬間的に保険室内がしん、と静まる。
「誰だ?」

「…日ノ本だけど。」
それはKOSPIが、心の底で助けを呼んでいた男の子だった。
思わず声を上げようとしたその瞬間、リーダー格の男の手がKOSPIの口元を抑える。

「ちっ、日ノ本かよ。うざってえ。」
不良の1人がリーダーの男の子に向かって意見を求めるような視線を送った。
不良のうちの何人かが動揺したように身体を震わせる。
KOSPIは知っていた。
日ノ本は普段は喧嘩もしない。
私にちょっかいを出されても、アナスタシアさんや、張さんにちょっかいを出されても普段はへらへらと笑っている。
それどころか、普段良く話しているジェシーさんなんかにはいつも何買って来いとか
お前は喧嘩が弱いんだから私が守ってあげるんだからね。何ていわれては体よくパシリに使われている。
この前なんかは、ジェシーさんの原付のガソリンをわざわざ入れに行ってたっけ・・・

しかしそんな風に扱われてはいたけれど、日ノ本は成績が良いだけでなく、
男の子達の中ではいざとなると不良からも一目置かれる存在だった。
日ノ本の見た目に惑わされ、派手にちょっかいを出した何人かの不良が叩きのめされた件は一時期クラスの話題にもなった。

その日の本君が・・・
KOSPIは祈るように目を閉じた。
もしかしたら。

「ちっ。ナンだよ。何か用か?」
リーダー格の男の子がドアの向こうに剣呑な声を出すと、
「いや、ここにKOSPIさん、来てない?何か話があるって言ってたからさ。」
「・・・いるけど具合悪いみたいだな。日ノ本、お前も確か風邪気味だろ?入らないほうがいいぜ。」
「・・・そっか。どうしようかな。どんな用事だったかだけでもしりたいんだけど。
張さんにも呼ばれてるからそっちにも行かなきゃいけないし・・・」

日ノ本のその言葉を聞いた瞬間、リーダー格の男の子がKOSPIの耳元に口を近づけた。
「こんな格好、見られてもいいのか?」
びくん、とKOSPIの上半身が跳ねた。
膣に指を入れていた男が、にやにやと笑いながらゆっくりと指を動かし始める。
リーダーの男の子は右手の中指をKOSPIのクリトリスにあて、ゆっくりと押し込むように動かしながら左手では
まるでKOSPIの乳房を保健室の皆に見せるようにゆっくりと揉み上げている。

「いいから、追い帰せ。それともここで叫び声でも上げるか?日ノ本に見てもらって、先生でも呼ぶか?」

KOSPIががっくりと首を折るのを見て、不良達は声を出さずに笑った。
ゆっくりと抽送されているそこは既にくちゅくちゅと音を立てていた。
「早く答えねえと聞こえちまうぞ。音。」

「…日ノ本君、な、何でも無かったから。大丈夫。」
「…そう、声、変だけど大丈夫?」
「う、…あっ・・・何でもないからもう行って。」
「あ、そうだ。そういえばこの前貸してた竹島の件だけどさ。」
「んっ・・・今、あっ!その話はしないで・・・」
「後全君に取られた僕の大事な…」
「できるだけ、協力っするっんっ!からっ・・・早く、早く行って!」
「…大丈夫?IMF先生連れて来ようか?」
「いいっ!大丈夫だからっ!」

暫くドアの前に日ノ本の気配は留まっていた。
その間、KOSPIはじっと目を閉じていた。
そして廊下に靴音が鳴ったその瞬間、一瞬だけ声を上げようとした。
「日ノ本君、助け」
しかしドア越しのKOSPIの声は届かず、日ノ本の足音は遠ざかっていった。

@@

体育館にて日ノ本は体操部の張と向かい合っていた。
最近体育祭の時の大活躍もあって、張は放課後の体操部の活動に余念が無い。

「そういえば、今日KOSPIさんにも呼ばれてなかった?」
「うん。結構酷い風邪引いたみたい。」
「まあ、風邪流行ってるからね。」

ひらひらとチャイナドレスの裾を絡げながら張は笑っている。

「なんで体操部なのにチャイナドレス?」
「良いじゃない。似合ってるでしょ?」
確かにすらりとした体型の張にチャイナドレスは似合っていた。
張は妖艶に微笑んでいる。
日ノ本は嫌な予感を感じながらも張に声を返す。
張は今ひとつ何を考えているのかよく判らない事があった。
成績も良いし、可愛いし、運動も出来る。
でも張は意地悪だった。
自己顕示欲が強くて周りの者はなんでも欲しがるし、自分の事は隠したがる。
僕だけじゃなく、ダライ君も麗君さんもいっつも酷くいじめられている。
ダライ君や麗君さんに比べれば僕なんかましな方かも。
と日ノ本は思う。

「ところでさ、僕と張さんの部屋の間に置いてあるガソリンタンクの事なんだけど。」
「ん?何の事?」
これだ。都合の悪い事は隠したがる。
今日はこの事を話に来たのだ。僕と張さんの部屋の間には昔から置いてあるガソリンタンクがある。
どちらかと言うと僕の部屋に近いから使ってしまえ、と思うのだけれど
張さんはどうも勝手に使っているようなのだ。
しかも、僕が使おうとすると凄く怒る。
「また誤魔化して・・・僕も使いたいんだよ。あれ。せめて一緒に取ろうよ。」
「ふふふ。ん。まあ、そうね。考えといてあげる。その代り尖閣についてもちょっと考えて欲しいわね。」
「・・・あれは僕のじゃないか。」

チャイナドレスを翻しながらすぐにこうやって取引してくるあたり油断がならない。

「あと、張さんダライ君のこともあんまり虐めない方が・・・皆心配してるんだよ。ダライ君、良い奴だし」
「ダライ?ああ、あのカスね。身内の事は身内で決めるから。」
「身内って・・・」
「それより私、この前宇宙に行ったのよ。凄いでしょ。」
「あ、聞いたよ凄いね!」
「ふふ。やっぱり今時は宇宙よ。日ノ本君も時々行ってるけど、外に出た事は無いでしょ。」
「う、うん。」
「ふふふ。ジェシーとばっかり仲良くしてないで、私のところにも遊びに来ればちょっとは優しくしてあげるのに。」
「い、いやでも。」

顎に手を掛けてくる張を慌てて振り切って日ノ本は張と距離を取った。
張は笑っている。
ふう、と日ノ本は息を吐いた。
張さんと話すのは、疲れる・・。
その時、けほ。と張が咳をした。

「風邪?張さん。」
「ん、なんでもないの。最近ちょっと喉がね。」
「皆風邪、引いてるもんね。KOSPIさん、大丈夫かなあ・・・」
思わず先程の事をおもいだす。KOSPIさんは確かにちょっと変だった。

「ほっとけばいいわよ。あんなの。
 ちょっとおっぱい大きいけど、整形って噂もあるし。」
「ええっ。」
おっぱいというあからさまな言葉に思わず顔を赤くした日ノ本に張は薄く笑いながら詰め寄る。

「最近急に、だもの。怪しいと思わない?私のなんか自前のだけど。日ノ本君、ちょくで見てみる?」
「う、うわ。うわ。」
「あら。」

その代り靖国・・と続けようとする張を振り切るように日ノ本は張を背に走った。

@@

「はあ。疲れた。」
「ちょっと待ちなさい。」
「あ、ジェシー。」
体調も悪いし、帰ろうかなあ。と思った日ノ本の前に現れたのはクラスでも一番の仲良し、
ジェシーだった。

「体調、悪そうだね。」
「どうせあんたも私が引いた風邪が皆に移ったとか言う気でしょ。」
「う、うううん。そんな事無いよ。それより大丈夫?」
「こんなの全然平気よ。」
ジェシーは最近、仲が悪かった布施君にいちゃもんをつけて殴り飛ばした事がばれたり、
酷い風邪を引いてクラス中に撒き散らしたりしてちょっと評判が良くない。

でもジェシーも紙飛行機を頭にぶつけられてイライラしてたし・・・
しょうがないのかな。と日ノ本は思う。

日ノ本はどちらかと言うとジェシーびいきだ。
無茶も言うし、気難しい所もあるけど何といってもジェシーは気さくで優しい所もあった。
ニートから脱却し、学校に来るようになった日ノ本は昔、
ジェシーやエリザベスさん、アナスタシアさんと揉めてガチンコで殴りあった事もあったけど、
その後「タイマン貼ったら友達だから。」と言ってくれたのもジェシーだった。

今も引っ込み思案の日ノ本が結構気兼ねなく話せるのもジェシーが何くれと無く面倒を見てくれているからでもある。

「そ、そういえばさ。ちょっと相談したいんだけどあんまり評判良くないんだよ。
 ジェシーの原付にガソリン入れてるのってあれ。僕がパシリみたいに見えるって・・・」

「うっさいな。それどころじゃないでしょ。こっちも忙しいの。」
「でも・・・あとさ、全君が僕の大事なあれ取ったのって」
「やめたらぶん殴るからね。あと全君のは私にも考えがあるの。黙ってなさい。」
「そんな・・・」
「そんなもなにもないっ。私にも面子ってものがあるの!」
「うう・・」

又今度ね。そう言うと、ジェシーは歩き去っていってしまった。
今日は特別いらいらしているなあ。又今度にしよう。
日ノ本は肩を一度すくめると下駄箱へと向かった。
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by obtaining | 2008-10-30 15:09 | document

CD

先月今月とMetallica,Oasisと新譜がやたら良い。
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by obtaining | 2008-10-08 20:23 | diary

ペルソナ4 直斗 SS その2(終わり)

まず、落ち着いて考えてみよう。

こ、こ、こう云う時に冷静に考えずして何が探偵か、という話なのだから。
こ、こら、落ち着くんだ。僕ならできるはず。

うふふふふ。
笑うな。しかもそういう含むような笑い方はよせ。
今まで僕自身が一番嫌っていた事じゃないか。そういう事は。

冷静に。冷静に。

はあ。
ま、まずは事の発端、ほ、発端から考えてみよう。
きょ、今日も先輩は僕の事を誘ってくれて、そして僕達は怪盗Xの行方を追った。
商店街で噂を聞きつけ、怪盗Xがいるであろう場所についてピンと来た僕は先輩を連れて
神社へと向かった。
時刻は夕方で、真っ赤に染まった夕暮れが西の空に沈もうとしていた。
そんな中を僕と先輩は走った。

そして僕達が駆けつけた神社にはなんと予想通り怪盗Xと思われる人影がいたのだ。
当然僕達は怪盗Xと思われるその人物に声を掛けた。
すると驚くべき事に怪盗Xと思われる人物はナイフ状のものを取り出したのだ。
そして僕のほうが怪盗Xに近い距離にいた為、必然的に怪盗Xは僕にナイフを向けた。
しかしそれを見た瞬間、僕には判った。怪盗Xの持っているこのナイフは僕が昔作った探偵秘密道具の一つであると。
怪盗Xは恐らくこれを神社に隠そうとしていたのだろう。
で、あれば恐れる事はない。あれはナイフ状のものではあるがナイフとしての機能はない。
そうであればあれは武器とはならない。取り押さえられるはず。
しかし僕が一歩踏み出そう。そう思った瞬間、怪盗Xに向かって先輩が立ちはだかったのだ。
僕を守るように。
僕を背中で包み込むみたいに、とても頼もしい背中が僕を守った。
背の高くて、逞しくて、僕はまるで先輩に抱えられてるみたいに
じゃない。
非常に危険な行為だった。
無論、あれはナイフではない。しかしそんな事は先輩は知らないのだ。
無謀、蛮勇、そういった類と取られても仕方のない行為だ。

あれを本物のナイフだと仮定した場合、先輩の取るべき行動はナイフから距離を取る事だ。
あの場合、まず怪盗Xの攻撃が僕に向かうことが想定できる。
であれば先輩はまず距離を取り、僕が攻撃される、されないに関わらず警察を呼ぶ、
若しくは自らの身を守るという次の行動を起こすべきだった。
こんな事はマヨナカテレビの中であれ程までにリーダーシップを発揮する先輩ともあろう人が、
取ってはならない行為だ。
リーダーシップとは仲間を守る行為ではない。似てはいるが非なるものだ。
リーダーシップとは目的を、最小限の犠牲で達成すると云う事なのだ。
であればあの時点で先輩があのような危険なまでに怪盗Xとの距離を詰める必要性は無かった。
寧ろ距離を取って、次の事態へ備えるべきだったのだ。

しかし、最悪の事態にはならなかった。
怪盗Xは先輩の勢いに押されるように後ずさり、ついには逃げ出したのだ。

暫く怪盗Xの行方を眼で追った後、先輩は僕に向かって大丈夫か。と言った。
大丈夫じゃなかった。
すごく、カッコいい。でもそうじゃない。
推理小説の主人公みたいなそんなカッコいいじゃなくてもっと胸が温かくなるような。
僕の前に立って、僕だけを守ってくれ
じゃない。
正直言って僕はがっかりとした。
どうせならもっと長い時間
じゃない。
先輩の非常識な行為にだ。

当然僕は先輩に苦言を呈した。
幸いあれは本物のナイフではなかった。
しかし本当のナイフだったらどうするのかと。
先輩が刺されでもしたら僕はどうしたら
じゃない。
目的のためにどう動くべきだったのか。
先輩の行為は危険なだけではなかったのか。
何故あんな事をしたのか。

すると、しばらく先輩は黙った。
そしてゆっくりと僕の顔を見た。
夕暮れが終りかけていて、徐々に神社はその色を深みのある赤色から落ち着いたオレンジ色に変えかけていた。
商店街の喧騒は何も聞こえなくて、その代りにどこからか狐の鳴く声が聞こえた。
少しだけ風が吹いて、落ち葉がかさかさと鳴った。

「直斗が好きだから。」

そして先輩は僕に向かってそう言ったのだった。

当然のことながら僕は混乱した。
パニックに陥ったと言っていい。
想定外の事態だった。
当然、この際だから言うけれども夢想しなかったと言えば嘘になる。
プロ野球選手になってホームランをかっ飛ばす夢を見ない子供がいるだろうか?
そういうレベルで、夢想した事はある。
しかし、現実で起こり得ないから夢想なのだ。
突然、ドラフト1位に掛かりましたと言われたら子供だってパニックになるだろう。

僕は慌てて、パニックになって、しどろもどろに先輩に何かを言って、
そして走って逃げてきて、今家で膝を抱えていると、そういう訳だ。

落ち着いて考えるべきだった。
客観的な事実をここで並べたい。
先輩はこう言った。
「直斗が好きだから。」

この言葉から客観的に、事実のみを取り出すと
これは先輩が
僕の事が、好きだ。
という事になる。

この言葉に関連があるかどうかまで断言は出来ないけれど、
先輩の過去の言葉も補足しておくべきだと思う。
「直斗が女で嬉しい」
この言葉を客観的に見て事実のみを取り出してみると
これは先輩が
僕が、性別としては女性である事が、嬉しい。
という事になる。

時系列順に並べると
先輩は、僕が、女性である事が、嬉しい、かつ、僕に好意を持ってくれている。
と読み取る事が可能だ。

好意を持ってくれている、だけでは仲間として、友人としてという側面からと考えられる。
いや寧ろそう考えるべきだ。
しかしここに補足条件としての女性で良かった。と言う部分が加わると。
これは何か重大な事を示唆していると受け取っても良いのかもしれない。

つまり、先輩が、僕の事を女性として好意を持っている。
つまり、その、こう云った事の常として男女としての交際を前提としてのその、こ、告白、という形であった
と受け取っても

何か見落としてないだろうか。
そうか。
それぞれの言葉を言葉としてだけ受け止めてしまうのではいけない。
それぞれの言葉が発せられた状態というものもそこには加味されるべきだ。

まず、「直斗が女で嬉しい」
これは僕が気安くも先輩に対して男に生まれれば良かったと思っているなどと
打ち明けてしまった後の先輩の言葉だ。

男に生まれれば良かった⇒女で嬉しい。
図にするとこう言う事だ。

今回の事はどうだろう。
何故危険な真似をしたのか。⇒直斗が、好きだから。
こ、こ、これも図にするとこういう事だ。
ただ言葉だけを並べると、た、確かに先輩が僕の事を女性として好意を持っているという可能性もある、
けれどこうしてみるとその状況、状況で先輩は僕の事を後輩、仲間として見ているという気もしてくる。

でも、でもそうだったらああいった言い方をするだろうか。
しないんじゃないかな。
やっぱり、仲間だから守った。とかそういう言い方をするんじゃないかな。

じゃあやっぱり。

・・・
でも、天城先輩や里中先輩、久慈川さんなら判る。
何故なら彼女達は女性に見えるからだ。
僕の場合、どうなのだろう。こんな、学ランを着て男のような格好をしている僕の場合。
その、例えばありえない事だけれど巽君なんかが女性に生まれれば良かった。
こんな事を先輩に言ったとしたら先輩はこう言うんじゃないだろうか。
「完二が、男でよかった。」
そして、男同士だと今回の件も「○○の事が好きだから。」
こんな風に言っても友情として変ではないのかもしれない。

駄目だ。
どうしても結論が出ない。

先輩も、良くない。情報が少なすぎる。
せめて『女性として』好きなのか『仲間として』好きなのかはきちんと言葉にして言うべきじゃないだろうか。
その、例えばこういう時には便利な言葉がある筈だ。
あ、あいしてい、いるとか。

・・・そもそも先輩を責めるべきじゃない。
全て、僕にある事だ。

巽君とかに聞いてみるべきだろうか。
幸い携帯電話の番号は知っている。彼に事情を話せば、有益な情報を貰えるかもしれない。

いや、やめておくべきだろう。
勘違いであった場合、迷惑を掛けることにもなりかねない。

暫くぼうとそんな事を考えているうち、
ふと壁に掛けた学ランに目がいった。
男物の、僕の身長に合わせた学ラン。
そ、そういえば学ランだけでなく女子用の制服も一応、一応持ってはいる。
学校に通う際、一度は悩んだもののやはり着慣れた学ランの方に決めて以来、
袖を通した事は無いのだけれど。

き、着てみようか。
絶対に、着ないとは思っていたけれど、その、今後着る機会がないとは言い切れないかもしれない。

気分も変わるかもしれないし。

そうと決まれば早速部屋着を脱ぐ。
暫く考えた後、胸に巻いたサラシも外す。
姿見に向かって全身を写してみる。
身体は、その、女の子の身体だ。
胸とお尻が大きくて、ウエストがくびれている。
ちょっと女っぽ過ぎて自分の裸は好きじゃなかった。
文化祭の後のお風呂で見た天城先輩、里中先輩、久慈川さんとそう変わる訳じゃない。

思っていた以上にその、胸が大きくなってしまったけれど
そう変じゃないとは思う。女性としては。

押入れから女子用の制服を取り出して身に付けてみる。
スカートというのは両足をいっぺんに入れられる、
などという当たり前の事に気がつく辺り僕はやはり変なのだろう。
千鳥格子柄のスカートを腰で留め、ブラウスを身に纏い、リボンを付けて上着を羽織る。

それから再度姿見の前に立った。
鏡に映る姿。
髪は短いけれど。肩の線は細いし、
スカートから伸びる足も、まあ、うん。
女の子には、み、見えると思う。

笑ってみる。
はあ。鏡の向こうに溜息を吐きたくなる位のぎこちないそれ。
少しウェーブのある髪の毛に指を這わす。
もうちょっと、髪は伸ばしたほうが先輩の好みだろうか。

あ、と思い出して机に向かう。記憶を手繰って引き出しを漁り
リップクリームを取り出す。

色つきのとか、あったかな。
暫し考えた後、首を振る。今度買っておいた方が良いかもしれない。

ふと気がつくといつの間にかくすくす。と僕は笑っていた。
馬鹿みたい。馬鹿みたいだ。
でもそんなに変じゃない。

笑いながらリップクリームを塗った。

怪盗Xの目的は、何となく判っていた。
怪盗Xはきっと、僕が子供の頃持っていた気持ちを取り戻して欲しい。
もしかしたらそんな風に思っているのだろう。

怪盗Xは僕が子供の頃に比べて何かが悪くなったと、そう心配したのかもしれない。
そして多分、その通りなのだろう。
ここに来た頃の僕は、そうだったのだろう。
何かが悪いほうに変化していたんだ。

そして僕は今。きっと又違うように変わっている。
これだって凄い変化だ。
このままじゃそのうち、僕は自分の事を私、なんて云う風に言い始めるかもしれない。

変化にもきっと、悪い変化と良い変化があって。
これは良い変化なんだろうか。
判らない。
きっと僕は明日も学ランを着て、学校にいく。
行って、先輩に会う。
先輩と一緒に怪盗Xの正体を突き止めるんだ。

そういったことにワクワクするのはきっと止められなくて。
でも。
先輩は言ってくれた。

「直斗が好きだから。」

「私も先輩が好き。」
あはは、言えそうに無いや。

でもそういう想像は嫌では無かった。
思いっきりおめかしして、スカートを履いて、先輩と手を繋ぐ。
本当にそんな事をしたら思い切り照れてしまうだろうけれど、
想像の中だったら自由だ。
どうせだからこの際思いっきり。

ちょっと髪を伸ばして、二人でお出かけをして。
本屋を覗いて、だいだらのおじさんに挨拶して目を丸くされて。
行儀悪くコロッケを買い食いしながら色んなお話をして。
最初は照れたりするかもしれないけれど、もうその頃には平気だ。
もしかしたらからかわれたりして、二人で笑ってしまう。
なぜならとっても楽しいからだ。

神社の境内に二人で座って、色々な事を聞いて、話して。
そしてこう伝えるのだ。

僕も先輩が好きです。と。

良い変化なのか、悪い変化なのかは判らない。
でも、もしそう変われたら、僕は素敵な事だと思う。




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by obtaining | 2008-10-07 23:17 | document

ペルソナ4 直斗 SS

まず、落ち着いて考えてみよう。

こう云う時に冷静に考えずして何が探偵か、という話なのだから。
こら、落ち着くんだ。バクバクするな。

まずはそもそもの発端から考えてみよう。
まずは冷静な事実のみ。
余計な推論や自分の意見を排除した厳然たる事実のみからだ。
何事も全てそこから始まるのだから。

時期は菜々子ちゃんを助けた後、11月の中盤の頃だ。
僕の住んでいた白旗の家(といっても今は一時的に離れてはいるが)に泥棒が入った。
その上、その泥棒は僕の子供の頃の思い出の品を盗み、
僕の目に付く所に謎々のような形で隠した。

その上でその泥棒と同一人物かどうかは不明である、が仮に同一人物としてかつ犯人が名乗ったように怪盗Xと呼ぶとしよう。
その怪盗Xは先輩を使って僕にあの奇妙なカードを届けさせた。

何も書いてないカードに最初は戸惑ったものの先輩の意見を手がかりに、
あぶり出しなどという子供じみた方法で
そのカードにある文字が書かれている事を僕たちは調べ上げた。

そのカードに書かれていた内容(それも謎々等という子供染みた方法で書かれていた)
に沿って行動してみると、そこには先程の盗難事件で盗まれていたと思われる
僕の子供の頃の思い出の品が隠されていたのだ。

子供の頃の思い出の品。
探偵バッチなどという今思うに赤面してしまうようなものだ。
特に何の機能がある訳ではない。子供の頃は、いやもしかしたら今でもそうかもしれないけれど。
それを持っていれば自分が何者かとして認められる。
そう思わせてくれるそんなものが欲しかったのだろう。
僕が子供の頃に作ったそれだった。

事件はそれだけで終了はしなかった。
怪盗Xは探偵バッチだけではなく、
僕が子供の頃作ったそれ以外の探偵秘密道具も次々と色々な場所に隠し、
僕と先輩にはその隠し場所のヒントを残した。

僕と先輩は力を合わせてそれぞれの隠し場所を見つけ出し、
そしてそれらの探偵秘密道具を取り戻していった。

ここで疑問がある。
はっきり言って、今先輩達と追っている殺人事件
(生田目を逮捕した事により解決に向かってはいるが)や
未だ病院にいる奈々子ちゃん、そして刑事の堂島さんの件に比べて
これは事件ともいえないような物だ。
その上、犯人については大体判ってもいる。

なぜ先輩はこんな事に付き合ってくれるのだろう。

お節介な性格なのであろう事はその言動やマヨナカテレビ内での行動から推測できる。
意外とマメで、花村先輩や巽君からだけでなく、女性からの信頼も厚い。
学内でも信頼されており、事件だけでなく運動部、文化部の活動もきちんとこなすバイタリティーは目を見張るものがある。
それだけじゃない。時間を見ては趣味、なのだろうプラモデル作りや読書、釣り等も行っているようだ。

そう、だから先輩は、明らかに暇ではない
どころかとても忙しい人なのだ、と思う。
こんな事(と言えばあまりにこんな事だ)に関わる意味など無いと断言できる。

今まで友人付き合いというものの余りした事のない僕が言うのも何だけれど
まあ頑張れよ。の一言があれば親切な人というものだろう。

それが、それがである。
困った事に巻き込まれた僕を心配したのか帰り際には声を掛けてくれる。
それだけではない。
そのように細々と気を使ってくれた上に今回の件を一緒に解決しようと言ってくれ、
現に解決への道筋を付けてくれている。

これはちょっと親切と言うには親切すぎるんじゃないだろうか。

間違ってない。ここまでの考えは間違っていないはずだ。
もう一度考え直してみよう。
ここまでの話に僕の願望や、根拠の無い推論はあっただろうか。

無い筈だ。これが、客観的に見た厳然たる事実、真実だ。
先輩が親切と言うには親切すぎるという部分に関しては真実の筈だ。
絶対に。僕の思い過ごしじゃないし、僕の願望が入っている訳じゃない。
だから先輩は、先輩の行為は客観的に見てきっと『少し親切すぎる』筈だ。

ぼ、僕が久慈川さんの先輩に対する態度が少し『親しすぎる』と感じる事がある程度には
客観的に見て僕に対する先輩の態度は『少し親切すぎる』に違いない。

その先輩が、こう言った。
「直斗が女で嬉しい。」
と。これは何を表すのだろう。

客観的に、事実のみを取り出せばこれは先輩が
僕が、女性である事が、嬉しい。
という事になる。

何故か。
あの時僕は、男っぽい事が好きな(探偵バッチを作るような、高い所に上る事が好きなような)
そんな自分が何故男に産まれなかったのか。とそう言った。
今考えるにあの時僕が先輩に言ったこの言葉はあまりに気安い、内面を吐露するような言葉だった。
きっと先輩は困ったに違いない。

僕だって、そんな事をあまり親しくも無い人間から言われたら
どう反応しようかしばし考えてしまうだろう。

…なんだろう。この少し嫌な気持ちは。
先輩に、困って欲しくなかった?
甘えるのもいい加減にするべきだ。
確かに嬉しかった。これは否定しない。ワクワクした。
それも否定しない。
僕と先輩がやっているこれは、僕が昔からやりたかった名探偵ごっこ、そのものだからだ。
僕が勇気を持って事件に立ち向かい、そして解決するリーダー。
そして先輩が頭のいい、そして僕をある時は救い、ある時は引っ張ってもくれるスマートな助手。
学校帰りに集まって、二人で知恵を絞って難事件を解決していくのだ。
そこでは誰も僕の事を否定しない。
犯人がいて、二人でお互いを信頼して、力を合わせて真実を追究していくのだ。
その、先輩には言わなかったけれどすごく、すごく楽しかった。
怪盗Xを追おうと言ってくれた先輩に。
そして、僕の言葉を真剣に聞いてくれる先輩に。

でも僕がやりたかった事を先輩がやりたいとは限らない。
先輩は親切だから付き合ってくれているだけだ。
それを忘れたら、又笑われるだろう。
「女の癖に」
「子供の癖に張り切っちゃって。」
先輩はきっとそうは言わないでくれるのだろうけれど。
でも。甘えるべきじゃない。
僕の事件は、僕1人で解決するべきなんだ。

それなのに、僕はあんな事まで言ってしまった。
女に産まれた違和感をあんな風に吐露してしまった。
マヨナカテレビで見られた本当の自分とは違う。
あんな仕方の無い形じゃない。
僕が、僕の口で先輩にあんな事を言ってしまった。

先輩はどう思ったんだろうか。
こんな風に厄介事を持ち込んだだけじゃなく、
関係の無い僕の気持ちまで一方的に聞かされて。
気安い奴だ。と思っただろう。
もっとあからさまに迷惑だ。と思ったかもしれない。

そこまで先輩が考えたであろう事は判る。
僕も今、顔が赤くなっている事だろう。
何であんな事を言ってしまったのか、
言われた先輩の気持ちを何故慮らなかったのか、恥ずかしくてならない。

・・・
でも先輩から帰ってきた言葉は
「直斗が女で嬉しい」
だった。

それが判らなかった。
例えば、何の関係も無い人からあんな事を言われたら僕なら何て答えるだろうか。
きっと、君の事を知らない以上、何も答えられない。
なんて事を僕は言ってしまうだろう。
でも先輩なら?

先輩ならきっと当たり障り無くこう言うかもしれない。
これなら想像が出来る。
『仕方のないことだ』
そう、当たり前の事。自分で何度も言いきかせた事だ。
でも先輩から言われたら納得できただろう。
やっぱり仕方が無い事なのだ。と。

でも先輩は優しいからもしかしたら
『男でも女でも関係ない』
こんな事を言ってくれるかもしれない。
そう言われたら、すごく嬉しかっただろう。
先輩に迷惑を掛けてるわけじゃない。先輩は僕の事を仲間として、友達として
それで僕と一緒に怪盗Xを

馬鹿だ。
これだから僕は馬鹿だ。
子供っぽい思考。
子供っぽい考え方。

この後僕がどう考えるか当てて見せよう。
先輩は僕の事を仲間として、友達として見てくれたなら
『男でも女でも関係ない』そう言ってくれた筈だ。
じゃあなぜ
「直斗が女で嬉しい」
なんて事を言ったんだろう。

いやらしい考え方。子供染みた誘導尋問。馬鹿な考え方。

先輩が、僕に、好意を。
好意を持ってくれてるんじゃないだろうか。
そんな事を考えるつもりだったんじゃないか?

まさか、ありえない。
ありえないなんて考える事こそどうかしている。
寧ろこれは先輩への侮辱ですらある。

男に生まれたかったなんて考えている、
諦めきれずに自分の事を僕なんて言っている化け物みたいな僕に。
先輩の周りには里中先輩や天城先輩、久慈川さんみたいな
本当に特別に美しい女性がいるというのに。
この頭は本当に本当に馬鹿な事を考える。

笑ってしまえればいいのに。
僕以外の人ならきっと大笑いするだろう。
いっそ言ってしまえばいいかもしれない。
「先輩が、僕の事を好きかも知れないんです。」
巽君なんかはきっと、…いや彼らはきっと違うだろう。
彼らはとても優しいから、そんな事を言う僕の事すら許してくれるかもしれない。

それ以外の人、例えば警察の人なんかに。
「僕を助けてくれた先輩が、僕の事を好きかもしれないんです。」
きっと小気味良い位に笑ってくれるだろう。
大きな口を開けて。呼吸困難に陥るかもしれない。
机を叩き、床にしゃがみ込んで腹を抱えながら苦しそうに笑うだろう。
もしかしたら大真面目な顔をして、こんな事を言うかもしれない。
「小さい男の子を好きな、そんな野郎もいるかもしれないな。」
そう言って、そして自分の気の利いた冗談にまた大笑いをするだろう。


そこまで考えて、僕は今、自分の頬に涙が毀れている事に気がついた。

本当に、楽しかったのだ。
僕がなりたかった名探偵になれた気がして。
一人ぼっちじゃなくて、皆で力をあわせて事件を解決する、そんな本当の名探偵に。
楽し過ぎたのかもしれない。
馬鹿なことを考えてしまうくらいに。

文化祭のミス何とかコンテストの時にふと、考えた。
僕がグランプリを取ってしまったらどうなるだろう。
結果がどうなったのかは知らないけれど票なんて入らなかったに違いない。
若しくは、度々手紙などをくれる、少し趣味の偏った子なら票を入れてくれたかもしれないけれど。

ほんのちょっと頭の片隅を過ぎっただけ。

その次の女装コンテストなどと言う時に化粧をしてあげる事になって、
慌てて教室を飛び出した時にふと考えた。

何かの役には立つかもしれないと思って化粧の仕方位は覚えておいてよかった。
そしてちくりと少し胸を刺した、『化粧道具を借りなければいけない』自分について。

涙が邪魔してしょうがないから両手を目に当てた。
僕はどうやらしゃくり上げる位に泣いているみたいだ。

子供みたいに。

好きになっちゃったみたい。なんて他の女の子みたいに気軽に言えれば良かったのに。
高い所なんて嫌いで良かったのに。
名探偵なんてなりたくなければ良かったのに。
男の子みたいに、そんなもの好きじゃなければ良かったのに。

そうしたらもしかしたら嬉しかったかもしれないのに。
「直斗が女で嬉しい」
って言われて嘘でも勘違いでもほんのちょっとでも期待できたかも知れないのに。

こんなにうろたえて、おろおろして、馬鹿みたいだ。
馬鹿じゃないか。馬鹿そのものじゃないか。

怪盗Xが現れて、ドキドキして名探偵になったみたいに喜んでいるのと全く一緒だ。
子供染みた、馬鹿みたいな、妄想の塊。
それが僕だ。

僕はなんで手を繋いでみたいなんて思うんだろう。
もっとお話をしたいなんて、何で思うんだろう。
久慈川さんの隣じゃなくて僕の隣に座ってくれた時に、何で嬉しいって思うんだろう。
学校帰りに誘われると、なんであんなに嬉しいんだろう。

これが好きという感情なら、本で読んだそれとは全然、全く違う。
苦しくて辛くて堪らない。

それでも先輩に誘われたら又僕はついて行ってしまうだろう。
だって楽しくてしょうがないから。
僕が、名探偵みたいに、女の子みたいに、そんな風になったみたいに思えるから。


泣き声だけはちょっとは女の子みたいだ。
散々泣いて少し落ち着けたのかもしれない。
僕は1人でくすりと笑い声を上げた。
袖がぐしょぐしょだ。
鏡を見たら、きっと酷い事になっている。

明日も学校に行く。
それでも学校は楽しみだったから。
それでも?いいや、違う。とても、学校が楽しみだったから。

仲間と協力して事件を解決する、一人ぼっちじゃない名探偵になれるから。

女の子になれるから。

先輩に、会えるから。






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by obtaining | 2008-10-06 23:05 | document

季節の変わり目

んもう超眠い。
社会人なんだから夜中の1時半までペルソナ4とかやっててはいけません。

やな話。
AWAMがよそ様でものの見事に名前だけ変えて連載自作小説で発表されてたりとか
はたから見ると面白く、我が身となるととてもめんどくさい週末。
Hits、剣辺りだとなんとなくあれですが今更AWAMはなあ・・・
いんじゃなかろうかとしばし考えた上で
他に被害者いると悲しいので
さすがにそれは削除しといてくれ、
他にも似たような事してんだったら降ろしといたほうがいいよと抗議は抗議。

俺などより失うものは遥かに多かろうに
7年も前の話に指摘するのも辛いわ、
詫び入れられるのもなんか切ない。
自称1日1万HITのWEB小説家がんな事しないでくれ頼むから感。

まあいいや本件解決終了。

カープ駄目でしたね。
というかあそこからあんだけ連続で勝った中日がすげえという話です。
11年連続Bクラス確定。前回Aクラスに入ったのは三村さんの時ですか・・・
でも今年は楽しかった。黒田新井の穴を皆で埋めて、最後まで緊張感がありました
オリンピック効果(広島から選出者なし)は当然あったでしょうが、
今の横浜の位置を覚悟していただけに、嬉しい4位(まだ決まってないけど)でした。
久しぶりにここは勝ってくれ、今日は絶対に負けないでくれと思いながら応援する事ができてうには幸せでした。
HPに書いたら負けちゃうかな、やっぱり書かないでおこう。等の乙女的な験担ぎをしつつ
(現に書いたら負けたよおい)の今年の応援は楽しゅうございました。

新球場でも宜しくお願い致します。
FAが始まって以降、苦しいのはわかってます、厳しいのも重々承知。
すぐにとは言わないし、いつまでだって待つけれども
どうかAクラス、そして優勝、日本一を。
狂喜乱舞の秋を。
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by obtaining | 2008-10-06 11:00 | diary