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疑問

サッカーにも大変造詣の深いうにですが。


WCUPもなんとなく見ていました。
ロナウジーニョって凄いらしいよ。とか日本対ブラジル戦はあれだろ?ジョージマッケンジー女房の時の斉藤先発で松中ズレータが妙に調子良くてネクストバッターズサークルでブンブンバット振り回してる時のソフトバンク対楽天みたいなもんだろ?百回やって百回負ける感じの。とか言いながら。(造詣?)


で、思ったんですがなんか俺がサッカー見るたびに川口ってもんの凄い活躍してるんですけどそれをサッカー詳しそうな人に川口って凄いんだねって褒めると「いやまあ素人目で見ると川口って凄いように見えるけどさ。」って言い出しで必ず否定されるんですが何故だ。

なんか不憫だ。右に左に跳ね回って頑張ってるのに。(=゚ω゚)
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by obtaining | 2006-06-24 00:31 | diary

ご無沙汰

結婚式とマンソン購入と転職は一緒にやると大変みたいですよ。


お久しぶりですが相談天国評判が良くてうれしひ。
次はお嬢様の最終話とバレンタインでーのは、話を・・・(バレンタインデー?)


(=゚ω゚)ノシ
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by obtaining | 2006-06-20 22:35 | diary

<相談天国/後編>

<相談天国/後編>

@@

ふう。力一杯殴られないとわからないというのはどうかと思うぞ。
知っているか?匠君。
そうやって女性が嫌がっているのにそういうことをしようとするのを世間では性犯罪とかセクハラとかいうのだ。
幸い私は匠君のことを訴え出たりはしないけどな。
匠君も私ならいざ知らず知らない人とかほかの人にそういうことをしてはいけない。
というかこれから電車やバスに乗るときは両手をあげておけ。良いな。

ん。返事だけが立派では困るぞ。
じゃあ話の続きだ。ほら正座だ正座。蜜柑に手を伸ばすな。こっちを向け。
んん。いくぞ。



まず、人と人が付き合うにおいては自然とそこにルールというものが生まれる。
つまりは法というやつだ。これは別にあれだ。国家の法律とは違うぞ。
ある意味国家の法より厳格でなくてはいけない。
匠君が私の家に遊びに来ない時には夜の10時頃に電話をするとか、 学校の上がる時間が一緒のときは図書館前のカフェで待ち合わせをするとか、買うCDが重ならないように買いたい新譜は前もって言っておくとかそういう二人のルールというやつだ。
文書化はされていないが勝手に破ると片方の機嫌が斜めになったり不都合なことが起きたりするのだ。

人間関係のルールは小さなことと侮ってルール破りをするととても良くない事になるのだ。
わかるな?


無論私と匠君の間にもある。
ここで気をつけなくてはいけない。
このルールの怖い所はいつの間にか改版されたり追加していたり削除されたりしているということだ。 それも二人とも気づかない間にだ。
特に二人の間に何か特別な事があったときにはそういう事が多いような気がする。
普段は気づかないままにそういう事は自然と二人の間で決まっていってしまうものなのだな。

しかし。
しかしだ。その些細なルールの追加や削除、改定が二人の間に誤解という形で大きな影響を及ぼすことがある。私の友達も良くそのことで悩んでいたものだ。彼氏がもてすぎて困るとか、野暮天で困るとか、そういうことでだ。

つまりだ、こういうこともお互いきちんと前もって取り決めておくべきだと私は思う。
雰囲気で、なあなあでなどという向きもあるかもしれないが私はそこはきちんと決めておきたい。 後顧の憂いをなくしたいとかそういう後ろ向きな気持ちでではないぞ。
こういうことがあってもお互いの関係になんら変化無く、いや寧ろ以前よりも仲良くなりたいのだと言う事を前もってお互いが口に出し、変わるのであれば前向きに変わっていこうという信念を持ってだな。



む。
ほら聞け。横を向くな。まだだ。まだ。 匠君は普段は良い子なのにこの話しになると途端に集中力が無くなるのは良くない。 そわそわとするな。

文句を言うな。大事なんだきちんと聞け。
大体がだ。私だって女の子なんだ。
このような話題を自ら口になどしたくない。花と恥らう年頃なんだ。
実家で父親や門人の方がこういう品のない話をした時など両手で顔を覆って逃げ出していたくらいだ。
それを匠君の希望を酌んで私がお姉さんだからこういう話をしているんじゃないか。

ほらお茶を出してやるから。

ん………



だから、女の子の言う事をうるさいとか思ってはいけない。



@@



ハーゲンダッツのアイスクリームはおいしいな。やはり。値段も良いけれど。
私は抹茶のが好きだ。ほら、この控えめな甘さがなかなか。
匠君のマカダミアナッツもおいしそうだな。一口こっちだ。あーん。


ん。どこまで話したかな。
そうだ。ルールが必要という話だ。

うん。まあそういうことで私も世間に対してのルール破りという面に関しては破ることやぶさかではない。 それが匠君と私の2人のルールなのであるからな。
ん。

まあ2人のルールが世間のルールを凌駕するというのはシドとナンシーや俺たちに明日は無いなんかと同じではた迷惑な事この上ないかもしれないがまあなんていうかあれだ。少し格好が良いな。


話が逸れた。
しかしだ。ここが重要だぞ。
われわれもそういう関係になるのであれば自ずと二人のルールは変わっていかざるを得まい。
その点をきちんとしなくてはいけないと、こういう話だ。


ではこの事についてまず私の見解を述べよう。
ん。

まず心配なのは男とは釣った魚に餌をやらないらしいという事だ。美紀が言っていた。
変に自信をつけてほかの女の子とべたべたして困ると。
黙れ。
雑誌にも書いてあったしこの前テレビでもやっていた。
信用できないとまでは言うつもりはないが、匠君がそうではないとはいいきれない。
そもそも男というのは我慢に弱い。
この前もそうだ。冷蔵庫に入れておいた私のプリンを匠君は食べただろう。
黙ってはいたが知っているんだ。
だから女性からの誘惑にも弱いに違いない。信用できない。

悪事は必ず露見する。これを忘れないでおくといい。


なんといっても世の中には誘惑が多い。
ああこういう風にすれば良いのかなどと匠君が思ってだな。
ふらふらと遊び歩くようではいけない。

お酒を飲んでパーっと良い気分になってだな。 悪友などに誘われて変な所へ行ったり、そういうところに行かずとも匠君に興味がある年下の女の子の肩なんかを抱いてだな、甘い言葉を囁いたりとか、そういう事をするようになってはいけないな。

あの匠君の幼馴染の可愛らしげな女の子。茉利ちゃんだ。
地元に帰った折に可愛がってあげるのは良いが、ふらふらと変な気持ちになっては駄目だ。
そうして匠君が外に愛人なんかを作ったりしたらだな、酔っ払って帰ってきたのを迎えるのは私なんだ。 いくら甲斐性と言っても許さないぞ。

プロボクサーなんかと一緒だ。技術があってもそれを発揮するべき場所でしか発揮しない。
こういうのが格好が良いんだ。駄目だぞ。

後一つ。心配なのは頻度だ。
一度したからといって際限なく男性というのは女性を求めるらしいということだ。
これも美紀が言っていた。困ると。ムードが大事なのにと。
ここは大事らしいぞ。覚えておくといい。
特に心配なのは匠君がそういうことに慣れてしまうことだ。
して当たり前。これはいけない。

私達は未だ学生でもある。時にそういう行為に身を染めることがあったとしても
そういう事には自ずと自制心を持ち特別な時以外は控えるべきであろう。


特別な時?そうだな。
こういう事に特定の日を割り当てるのはそぐわない。うん。確かに匠君の言いたいことはわかる。

私もそこまで言うつもりはない。
しかしだ。初めての時くらいは流れに身を任せるなどということなく日にちを決め、
その日に向け身を清め、正しく執り行うべき知識を身につけておく。
こういう準備が必要だろうと私は思う。

ん。そこでだ。これは私の提案なんだが。
私は、私と匠君の記念日にそれを執り行うのが一番適切であると思う。

だからだ。どの記念日が良いか。そこで私は考えた。
覚えているか?匠君の寝ている病院のベッドの上で、ようやく目が覚めた匠君と私は初めてのキスをした。
あの日が良いじゃないか。とてもロマンチックだ。
いつだったか覚えているか?


覚えていない?これだから匠君は。
六月十日だ。覚えておくと良い。
つまり来年の六月十日だ。
その日まで双方体調を整え、知識を積み重ねて立派に執り行…
ずるい?ずるいじゃない。ずるいことなんか一つもない。
今日が六月十三日である事と私達の記念日が六月十日である事には何の関連もないのだからずるい事など何一つない。

無理?無理とか言うな。無理なことなどない。
今まで無理なことなど何一つなかった。

どうしても我慢ができなかったらそういう時はスポーツをするんだ。スポーツを。
む?変だ?変な事など何にもないじゃないか。
私にだって覚悟というものが必要だ。
心を落ち着かせ、何事にも動じない準備をしてこのなんか変にバクバクいうのをいざという時にいわないよう、匠君をお姉さんとして見事導けるように知識とかそういうも

『涼子さん、痛いの怖いの?』


………

……



ん?なんだ?話の腰を折ってはいけない。それに匠君何を聞いていたんだ。つぶらな瞳をしてなんていうことを言うんだ。私が言いたいのはそういうことじゃなくてだな。男女間、いや人間としてのこうあるべきだというありかたをだな。 正しい男女交際とは何か。 将来に向けて仲良くい続けるためにどうすれば良いかということを真剣に匠君に考えてもらいたいと思ってこうなんていうかな。 まったく。 匠君はきちんと私の言いたいことを読み取ってくれないと困るな。

大体そ、そんな即物的な事で嫌とかそんなことは全然、全然って事も無いけど痛いのはいやだけれども痛くしない?
嘘だ。嘘。男はみんなそう言うんだって書いてあった。
最初はそういう甘言を弄していざとなると容赦をしないんだって書いてあった。
いざとなると全然話を聞いてくれないんだって。
美紀もなんか遠い目をして黙り込んだし。

だ、大体私は力もないし華奢だし匠君が私の話を聞かずに容赦をしなかったら

『涼子さん、不安なんだね。ごめん。』

な、なんて事いうんだ。
ちが、ちがくてちょ、そうじゃなくてだって匠君が
う…
う…
うう・・・
ず、

ずるいぞ匠君。ず、ずる、ずるいぞ!
私がお説教しているのに!

だってだな。匠君が
た、
匠く
う、
うう、

………

……



「うるさあああああああああい!!今日はもう帰りなさあああああい!!!!」





@@

ふう、大変だった。

んん。
今日は言い負けてしまった。
しかたない。私のほうに強い理が無い以上、そういう時もある。

しかし、考えておかなくてはいけない。
このままじゃいつどうなるか判らないから、その時までに匠君に伝えたい事を練習しておかなくちゃいけないかもしれない。

匠君は笑わないで聞いてくれるだろうか。



ん。
匠君。
匠君というのも子供っぽくて良くないな。そういう時は君と呼ぶ事にしよう。
匠君。いや、君に希望がある。
この期に及んではじたばたしないが、一つだけ、君にお願いしたい。
これはまた私の我侭かもしれないけれど、君にとってそんなに難しい事じゃないと、私は思う。

情けない事に、新しい世界に進むのは少し不安なんだ。
だから、君に沢山私を抱きしめてほしい。
もし、君が嫌じゃなければなんだけれど。

そう、できれば君のほうが背が高いのだから、ぎゅっと可愛がるように。
私が、君に買ってもらったぬいぐるみにするみたいにゆっくりと頭を撫でながら。

日頃は叱ってばっかりだけど、私は可愛がられるのも好きだ。知っているだろうか。
知らないんじゃないかなと思う。覚えておいて欲しい。

抱きしめてくれたら、君の胸の中で私は君の名前を呼ぼう。
君が中々口に出して言わないからといって私は責めるけれど、実は私も好きだなんて言葉はなかなか口に出して言えない。
特に私はお姉さんだからな。甘えてはいけないと思っている。

だから、だからこそ。

だから私はその時、精一杯の気持ちをこめて君の名を呼ぼう。
私から恋人である君への、「アイラブユー」の気持ちが届くように。


ん。
そうだ。
私自身がそうであるのだからして。
バリトンで「アイラブユー」と囁いてくれなくても、もしも君がぎゅっと私を抱きしめてくれたら、
今度そういう風になったら流れに身を任せるのも悪くないかもしれないと実は思っていた。

流れじゃないな。君にだ。
君に私を任せる。
私は甘いかな。つい君が言う事だとなんでも聞いてしまう。

いや。そんなことは無いかな。


私は必要以上に考えすぎてしまうから新しい世界に踏み出すのはいつも不安だ。
でも動き出す世界にはいつも君がいる。立ち止まろうとするといつもすぐ前に君が立っている。

世界は君がいるからこそ動いているのだと私は思う。
時に君が私の世界を引っ張ってくれている。それを忘れないようにしようと思う。

新しい世界を楽しみにする。
うん。

君は意外と優しくて常識的だから他の条件や希望は無しにしよう。

どうか、いつまでも君といられますように。
君に叶えて欲しい、私の希望だ。



終わり
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by obtaining | 2006-06-16 23:32 | document

相談天国/前編

<相談天国 /前編>

まあ愚痴めいた話ではある。
どちらかというと先ずは行動が先に来るタイプの為に普段からあまり思い悩まない性格ではあるのだが、そんな私にも最近問題事があったのだ。
世間によくある問題なのであろう事は自分でも判っていた。
他人が聞けばなんだというようなことだとも思う。
雑誌にだってこの手の品のない相談に関してはそこいらじゅうに載っている。

まあぼやかしていてもしょうがないし、はっきりと言おう。
悩みというのは他でもない。身内の恥をさらすようでなんなのだが次のようなものだ。

「匠君が私の体を求めてくるのだ。」
こういうことだ。
ちなみに匠君というのは私とは恋仲にある男性の名前だ。
多少ぼんやりとしていてはっきりとしない感じのする年下の匠君ではあるが色々と縁があって私とは恋仲にある。

無論恋仲なのであるからして私も匠君の事は憎からず思っている。
多少ぼんやりとしていてはっきりとしない感じなどと言ったが匠君にだって良い所は沢山ある。優しい所だとか、なんでも思慮深く考えるところが好きだ。それに顔だってなんとなく最近テレビに良く出てくるようになった俳優に似ているような気がしなくもないし、笑った顔も悪くない。生活には自堕落な所があり改善を要するところは沢山あるが、叱ると案外と素直に言うことを聞く。長期間に渡って私を放っておいたようなこともないわけではないが基本的には傍に居て欲しい時には傍に居てくれる。まるで犬みたいに。まあ、傍に居たければ私から匠君の方に居れば良い事ではある。問題は無い。
まあ兎に角、年下ではあるが世間的に見ても中々悪くない男の部類に入るのではないかと私は思う。
友人の美紀なんかに匠君を見せたところ、きゃあと黄色い声の一つも言うかと思ったら私の顔と見比べてから「ふうん」などと抜かしていたがあれだ。見る目がない。

話が逸れた。
で、件の悩みについてである。
ごく私的で品の無い話ではあるが、匠君はよく私の部屋へと遊びに来る。暇な時などは私も匠君の部屋へ行って手料理などを振舞ったりもする。無論外へ遊びに行くことも多いし、テスト前には図書館などで共に勉強もする。暖かい日は窓辺に座ってお気に入りのCDをかけながらまどろむこともある。
私も女の子だ。そういう時には想い人とさりげなく自然に肩を寄せ合う事もある。肩に頭を乗せ、匠君のふわふわの匂いを感じ、匠君の指を弄りながらローリングストーンズがどうだ、メタリカがどうだ、ハイロウズがどうだなどととりとめも無く趣味の話などをしているととても落ち着いた気分になる。周りから見れば情けない姿なのかもしれない。ぼんやりとしていて醜悪なと思われるかもしれない。
しかしだ。私は自分のそういう女の子らしい部分というのが嫌いではない。
料理を美味しいと食べてもらって嬉しい。一緒にいられることが嬉しい。
だらしない匠君が私の話だけはしっかりと聞いてくれる事が嬉しい。

女の子だけの特権ではないだろう。
無論男の子にもこういう喜びがあると思う。
しかしこういう喜びは私にとってなんとなく女の子らしくかわいらしいもののように感じられてあまり女らしさというものを意識してこなかった自分が匠君に対してそういう風に思えているということも含めてとても穏やかな感情を私に与えてくれる。

しかしだ。
しかし匠君はそういう事を理解してくれないのだ。
事もあろうに落ち着かないなどと抜かす。
無論私も自分の事を女の子だと言ったからには男の子の意見も聞く用意がある。
私も普通に日本で日常生活を営んできたものとして、疎いかもしれないがそういう事にはそう無知ではないつもりだ。ロックンロールだけではない。恋愛ドラマ、少女漫画どれも集中して見る事こそ無いもののそれなりに経験してきている。
だから例えば胸を触りたいと匠君が思ったとしてもそれはおそらく男とはそういうものなのだとは理解している。それに匠君がそうしたいと思うその事はそれなりに嬉しいものだ。だから必要以上に無碍に扱うつもりは無い。
薄手のセーターを着た時や匠君に請われて去年の夏に白いビキニを着た時の周囲の視線は多少不快に感じた事も無い訳ではないが、匠君に褒められれば悪い気もしない。

しかしだ。TPOというものがある。
私が落ち着いた良い気分でいる時に胸を触るのは良くない。そういう時はさりげなく口を吸うくらいにしておくべきだ。うっとりと甘い時間とはそういうものだと私は信じる。
暖かな午後。鳥の囀り。別にメーカーものじゃないけれど、美味しく淹れたコーヒーと安物の一口チョコレート。お気に入りのCDととりとめも無い会話。
二人の心を通じさせるにはそれで充分じゃないか。いやむしろ会話すらそこには要らないのではないかと私は思う。そうであるべきだ。

それにだ。もう少し具体的な話をしよう。そうなった時の心の準備というものもある。

本来私のほうが年上であるのだから、もしそういう機会があれば私が手解きをし匠君を導いてあげる義務がある。しかし私には経験が無い。知識もあまり無い。美紀などは経験があると言っているので参考に色々と聞かせてもらいたいものだがなんとなく気恥ずかしいし見栄もある。もしかすると母親のいる家庭ではそういう事も母親に相談できるのかもしれないが残念ながら母は他界しており父しかおらず、父に相談すると匠君が危険だろうと思う。
そのくせ匠君に期待しようにも如何せん野暮ったい。
とてもお姫様抱っこをしてくれて「ジュ・テ―ム」とか低いバリトンで囁いてくれそうにない。
「君の瞳に吸い寄せられそうだ」とか「ベイビー、君だけを見ているのさ」とかも言ってくれそうにない。それでは不満だ。
初めての時くらい男性はエリッククラプトンの様な渋い声で「アイラブユー」とか囁くべきだと私は考える。

匠君には無理だ。

つまりはまだお互い未熟なのであろう。
そういう時もいつかは来ようから今は待てと言うのだが、
しかし私の理路整然とした説教に匠君は耳をかそうとしない。待てないなどと言う。駄々をこねる。普段は聞き分けの良い子なのだが。
こういうところばかり反抗的な骨のある所を見せられても困る。
今日は徹底的に説得しなくてはいけない。
と、その時は思っていたのだ。


@@
まあそこに座れ。これもいい機会だ。
んん。話はわかっているな。なら早い。
ふう。何から話せばいいかな。
そうだな…

ん。私は男の生理には疎いかもしれないが無知ではない。
それに別段極端に潔癖症なわけでもない。普通の女の子だと思っている。
別段人に触れることが嫌いではないし、ある特定の邪な目的がないのであれば触れられるのも構わない。ましてや匠君であれば何をいわんやと言うことだ。
それは視線に対してもそうだ。恥ずかしいからとかそういうのはあるが、だからといってしないというわけではない。な。
憶えていると思うが匠君が好きだというから今年の夏には恥ずかしいのも我慢して白いビキニも買ったし着た。喜んでいたじゃないか。それに匠君が好きだからスカートだってはいている。たまに部屋にいる時なんかは少し短くしたりしているんだ。それに喜ぶかなと思ってエプロンはフリルのついたやつにしたし、髪の毛だって匠君が好きだというから後ろで結んでいるし。
私だって女の子なんだ。匠君が喜ぶのは嬉しいし、して欲しい事があれば言ってくれれば善処もする。
メイド服は駄目だ。黙れ。悪いことをすれば叱るしご主人様などと呼んで欲しければ素敵な旦那様にでもなってから言え。

んん。

そもそも匠君がどう思っているかは知らないが私は常に柔軟な思考を心掛ける事を旨としている。ロックンローラーの基本だからな。
だから正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると断罪することは簡単だが、立ち止まって少し考えてみることも必要だという匠君の意見も判らなくもない。
いいか。判らなくもないんだぞ。
私は柔軟だからな。
買い物のときも現金払いが基本だが、便利であるならばクレジットカードで支払いをすることも吝かではないとすら考えているんだ。
それぐらい柔軟な思考を持っているんだ。

つまりだ。そういった男女間のことも婚姻関係を結ぶのが前提ならば結婚式まで待つというだけでなく柔軟な思考で対応しても良いのではないかとも私だって思っている訳だ。
昔、坊主が酒を般若湯と呼んだり、なんだかんだと魚や肉を食べたりと融通をつけたようにだ。
そういう倫理は倫理としてあるもののそれに人間本来の行動を必要以上に規制しない柔軟な姿勢を持ち得るというのが日本人の良いところだ。

無論眉を顰められないにこしたことはないが、眉を顰められないようにと周りを見渡してばかりでもいけない。常に自分の行動が周囲の模範であることが望ましいが、自分の行動が周囲の模範であるかどうかを意識しすぎるのも考え物だ。規則は規則ではあるが、自分を縛るものではなく、自然体でありながらそれを破らない。これが理想だ。逆に考えると理想がそうであるのだからして常に規則の内部だけに留まれる人間というのは少ない。なのであれば規則だからと自分を縛るのではなく、規則から逸脱していると理解さえしていれば時に何歩かはそのラインを歩み越しても恥じる事は無いと私は思う。
人とは我知らず規則を破ってしまうこともあるし、故意に破ることもある。罪だと理解し、その影響を知っておく必要はあるだろうが、それをあまり気にしすぎてもいけない。
自分に対してがまずそうであるからしてましてや他人に何事も規則だ倫理だと言って駄目だと縛り付けたり、それを必要以上に忌み嫌ったり理解しようとしなかったりするというのは野暮天のする事だ。

で、あるからしてだ。匠君が私に卑猥な劣情を催しているという事にも私は一定の理解はしている。黙れ。今日も胸を触ったじゃないか。駄目だといっているのに。
良いから座りなさいそこに。手は膝に置け。

んん。
つまり私だけの感情で嫌だと言ったりはしないということだ。
他の男性が私にそういう感情を抱いたらそれは怖いぞ。怖いからな。しかし匠君にはそうは思わない。特別なんだぞ特別。
それに私は処女性に殊更に拘っている訳でもないし、相応にそういう事に対しての興味だってある。あ、誤解してはいけない。興味があるというだけだ。

まあ、というわけで別段なんていうかそれ。あれだ。
だからして別段全身全霊をこめて力いっぱい嫌だという訳ではない。
男の子とはそういうものなのだろう。ん、男の子がそうというか、匠君がそうなのであれば理解に努めたい。と、思う。

まあ事が事だけに父親に露見した場合、ものすごい大目玉をもらうとは思うがそれはそれ。昔気質の人だからな。まあその時は匠君がスーツを着てきりりと私が責任を取りますとでも胸を叩いて言ってくれれば良いのだ。死ぬことはないと思う。うちの父も匠君には負い目もあるしな。まあ多少の覚悟はしておくといいかもしれないが。
まあそういう時は匠君が頑張る所だ。

しかし。しかしだ。だからと言って安心してはいけない。
私にだって条件がある。条件があるぞ。
いやちょっと待て。
ちょっと待て匠君。話を聞け。そう目を輝かせるな。何だその充足した笑顔は。
こら。話はまだ途中だ。
うわ、駄目だって匠君。お座り。お座りだってこら、酷いぞ。
話は途中だって・・・こら
ずる、ずるいってたく
きゃ、
きゃあああああああ………!!


  
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by obtaining | 2006-06-11 12:45 | document