35人目 ~2話目 その4

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電話を放り投げると、優子さんはチュポンと音を立ててようやく俺のものから口を離した。
「ん…君が電話の最中にこんな事させるから…、凄い罪悪感で一杯。
帰ったら顔見れないよ。どうすればいいの?…うう…もう…」
そう言いながらも右手では激しく俺のものを扱きあげている。
「優子さんが嘘を吐くよりも俺に無理やりそうされたって方が気が楽かなと思って。」
そういうと優子さんは俺の方を睨んだ。
「それにしたって電話してる最中に口でさせるなんて。」
「それにしては熱心だったと思うけど…それともやめる事にする?
仕事の時間も終わった事だし俺は今からシャワーを浴びる
優子さんは今から服を着て、家に帰るってのはどう?」

俺が冗談めかしながらそう言うと優子さんがうう、といいながら泣きそうな顔になって
俺のものをしごいていた左手の動きを止めて手を離した。
もう一回助け舟を出す。
「優子さんはマグロで、自分からはサービスしないし、フェラもしない。
勿論イったりもしない。そうなんだよね?」
そういうと優子さんはゆっくりと目を閉じた。
「そう。私は君の前じゃマグロで、絶対サービスとかしないし、
フェラもしない。これはお仕事だからイったりなんか絶対しないっ。」
「旦那さんにも言ってあげな。」
「私は梅原さんの前じゃマグロで、絶対サービスとかしてないし、
フェラもしない。仕事で、国の為にしてるんだからイったりなんか絶対しないからっ。」
自分に言い聞かせるようにそう口にする。

「優子さん、この話はおしまい。判った。」
そう言うと優子さんは大きく息を吐いた。
「……ん。うん。私も残るって決めたのに、ごめんね。電話のことは忘れる。
今からこの部屋を出るまで、君のものになるから。」
一度目を瞑ると優子さんはにっこりと笑った。
そしてゆっくりと顔を上げると、俺の耳元に口を近づけて囁きかけてきた。
「私のこと、すっごい可愛がって。」

彼女の言葉を真剣に聞いて、そして俺も優子さんに笑い返す。
すると優子さんから唇を求めてきた。珍しい、というか初めてかもしれない。
素裸のまま、体中を使って抱き合って唇を交わした。
優子さんが差し入れてきた舌を絡め合いながらしばらく唇と唇で遊び合った後、
優子さんは再度、今度は俺に言われも身振りされもせずに自分から俺のものに手を伸ばしてくる。
「……やっぱり凄い硬いっ。うう…」
握った瞬間、優子さんはがっくりと肩を落とながら呟くようにそう口にした。
まだ優子さんの唇は俺の唇から2cmと離れてない所にある。
真っ白な乳房を俺の胸板に押し付けて吐息混じりに硬い。君の硬すぎ。とそう言いながら
優子さんはゆっくりと上下にその手を動かしていく。

「旦那さんのはどうなの?」
舌を俺の口内にゆっくりと捻じ込もうとしてきた優子さんに聞く。
「何が?」
優子さんは指を捻りつつリズミカルに動かしながら聞き返してくる。

「精液は出なくても硬くはなるんでしょ?」
「あっ……ううん。と、その、ね、……硬くはなるんだけど、精液が出ないからなのかな。
なんていうのかな。君がその、出した直後みたいな、芯が無い感じっていうか。そんな感じに思う。」
そう言いながら俺の唇をついばむ様に何度かキスをしてくる。
優子さんはもしかしてキスが好きなのかもしれない。
「こんな風にはならないの?」
「うん。こんな風に硬くならない。」
そう言ってぎゅっと握るようにする。
「硬いの好き?」
「…きらいじゃない。」
そう言うと優子さんは顔を俺の下腹部の方へ持っていった。
握っていた左手の上へと顔を移し、亀頭の部分にキスでもするように唇を這わせてくる
「その…凄い、その、頼もしい感じがする。」
優子さんが横目で俺を見ながら真っ赤な顔でそう言ってくる。
一回ちゅぽんという感じに亀頭を口内に含ませた後優子さんは舌をもごもごと俺の亀頭に這わせ、
それからばっと上半身ごと顔を上げた。

「あああああ、もう!ねえ、精液、やっぱり口にしてもらっていい?」
そういうと又俺の股に顔を伏せて亀頭を舐め回すように舌を動かす。
「どっちでもいいよ。でも今日は残り一回かな。」
「んっ……うそ、ゴメン。今のやっぱりなし。…んん、でも…どうしよう。」
「どっちにする?」
「今考えてる最中っ…んっ…ねえ、梅原君、これから、私達本気でSEXしちゃうんだよね。」
優子さんは声を上げるときだけ俺のものから唇を離し、
自分が喋ると直ぐに唇を俺のものに被せていってしまう。
「俺はそのつもりだけど。」
「……んっ…んんっ……じゃあ、口は我慢する。」

渋々という感じにそう言った優子さんに笑いかけて。
直ぐに唇で締め付けるようにしながらころころと亀頭を転がしてきた優子さんの頭を
ぐっと奥に押さえつけるようにする
「んんっ!」
Mっけのある優子さんは口では嫌がるけれどこうされると途端に体中の力が抜ける。

もはやこれ以上刺激されたら派手に口内に発射してしまいそうだった。
喉の置くまで俺のものを突き込まれた優子さんが辛そうに唇から俺のものを抜く。
「今度は俺の番かな。」
そう言って俺は俺の上でへにゃんと力の抜けた優子さんをベッドに移しながら覆いかぶさっていった。


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先程から何度か電話が鳴っていた。
着信音は所謂ミッキーマウスマーチ。ちゃんらちゃんらと音が鳴っている。
部屋の隅においてある優子さんの鞄の中から聞こえているから俺のものではない。
優子さんの私物だろう。
鳴っている事は確認できるものの鞄越しのため、そう耳に煩く聞こえる訳でもない。

15秒位なると切れ、暫く鳴らなくなる。先程から10分おき位に電話は鳴っていた。
優子さんをベッドに座らせてぐっと両足を開かせた瞬間に鳴り出したそれも無視する。
仕事の連絡か、それともそれ以外か。どちらにせよ暫くすれば諦めるだろう。

「やっ!恥ずかしいっ。あっだめっ!」
思い切り足を開かされた優子さんが慌てて片手でその部分を押さえながら声を上げる。
最初は勘違いをしていた。
優子さんがベッドの上ではMっけがある事を見抜くまでは嫌がられることはやめて置こうと思ったものだ。
他人の嫌がる事はしてはいけない。倫理の先生の教えは守るべきだと。
今はそうじゃなかった。
最近ではMっけが強い優子さんは恥ずかしいという感情と性感が密接に関連していると云う事に気が付いていたからだ。
本気で恥ずかしく、嫌でもあるのだろうが優子さんはここをしっかりと俺に見らそうになる事を心の底ではそこまで嫌がってはいないという感触があった。

今までは言葉のみで優子さんを苛めていたけれど
今日は自分から俺にはっきりと見せるまで仕向けたいとそう思っていた。

M字型に脚を開かせたまま、優子さんの正面に腰を下ろす。
優子さんは上半身を持ち上げてこちらを懇願するような視線で見つめてくるが、脚は閉じないままでいた。
閉じても俺に直ぐに開かれてしまう事は判っているのだろう。
その代り片手をカップ上にさせ、しっかりと抑えるように隠している。
「あああ、いやあ………」
じっくりと見るように優子さんの下腹部に視線をやると優子さんは右手でそこを隠したまま、左手で顔を覆った。
「右手外してよ、優子さん。俺にじっくりと見せて。」
そう言うと両肩をびくりと揺らせる。
「………だめ。本当に恥ずかしいっ。」
顔を真っ赤にさせた後、ぶんぶんと首を振る。
なるほど。と顔を頷かせる。
「優子さんの全然毛生えてないからなあ。恥ずかしいよな。そんな所見られるのって。」
「あああ……言っちゃイや。」
「学生の時、旅行とかそう云う時どうしたの?毛のないマンコで皆と一緒にお風呂に入った?」
「………」
必死で首を左右に振っている。

あまりに恥ずかしいからだろう。胸元まで上気させ、白い肌がぬめったように光っている。
「優子さん、ちゃんと見てあげるから手、外して。」
「ああっ…お願いっ!何でも言う事聞くからぁ!」
足を大きく開いたまま叫ぶように声を上げる。
今までならこれ位で許していたが今日は許すつもりはなかった。
あくまでも優子さんが自分から俺に見せるように仕向けたかった。
「何でも言う事聞くなら手を退かすんだ。
ちゃんと見せれないなら、今日はおしまいにするよ。」

「…どっちもやだ…」
暫くしてから優子さんは何度も逡巡しながら隠している右手を外そうとし始めた。
けれどどうしても恥ずかしいのだろう。
カップ上にした手を数センチ横にずらしては直ぐに又隠してしまう。
「両手を体の脇において。」
「だめ、やっぱり無理。お願い。」
ざっくりとした艶やかな髪を揺らせながらそう訴えかけてくる。
俺が首を振ると又吐息を吐いてゆっくりと右手を外そうとし始める。

このままじゃいつまで立っても決心が付かなさそうなので後押しするつもりで口を開いた。
「見せたらすぐ入れてあげるよ。」
優子さんがぎゅっと目を瞑る。
「ああっもうっ!」
そう言って優子さんはばっと右手を胸の高さまで上げた。
左手で右手をぎゅっと押さえつけるように胸に押し当てている。
顔は右側を向け、ぎゅっと目を瞑っている。
「両手を体の脇において。」
「ああ…やっぱり見ちゃやあ…」
胸から右手を外すのにも何度も躊躇しながらようやく両手を体の脇に下ろす。
右側に向いた顔と唇からは激烈な羞恥心からだろう、吐息のように息が漏れている。
優子さんの両手が体の脇に垂れ、優子さんの真っ白な体の全てが俺の前に見えた。
M字型に足を開き、くすみ一つない両足の付け根部分の全てが俺の視界に入る。
両手は脇に垂れてシーツの上を掴み、バランスを取っている。
突き出すような釣鐘型の乳房とピンク色の先端も全て俺の前にさらけ出されている。
「やぁ…………」
じっくりと俺が見ているのが判るのだろう。
がくがくとM字型にした両足が揺れる。

両足の付け根をじっくりと見ると薄く開いたそこの内部が濡れ光っているのが見えた。
濡れ光っている所ではない。しっかりと見るとそこから糸の様にシーツに向って透明な液体が垂れていた。
優子さんの右手を見ると右手を置いたシーツも濡れ光っているのが判る。

「すごい濡れてる。」
「どうして、ああ、見ちゃいや。やだあ。」
優子さんが唇を噛む。かっと更に首元が赤く染まる。
優子さんは何度も足を閉じそうな動きをし、その度に自分の力で又開いていった。

「優子さん、よく見えてるよ。」
優子さんを褒めるつもりでそう言うとああああああっとうめいてぎゅっとシーツを握り締めている。
暫くして優子さんは、はあっと大きく息を吐くとようやくと言った感じに口を開いた。
「ねえ、ああっ…君、見せたらすぐ入れてくれるって言ったでしょ?
ああ、恥ずかしくて死んじゃうっ。」

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優子さんをベッドの上に寝かせ、正常位の体勢でゆっくりと押し当てていく。
外から見た通り、優子さんの中は既に潤みきっていた。
体温以上に感じられる潤みの中を生でそのまま突き入れていく。

「あんっ…!あっ…!!あっ!!!凄いっ!!」
奥までしっかりと突き入れていくとしっとりと纏わり付くように優子さんの中が俺を包み込んでくる。
最後の奥まで入った瞬間、優子さんはぎゅっと俺にしがみ付いて来た。
「あっ!…んっんっ!…ああっっ!………!」
「ねえ、梅原君、や、約束覚えてる?」
上気しきった顔で俺の方を見上げてくる。
何の事だろう。と首を傾げると優子さんは斜に睨むような顔をした。
何か我慢したような顔もしている。滅茶苦茶にかわいい。
「意地悪。私からいくって。」
「…ああ、勿論。」
どういう意味だろうとは思っていたが優子さんは旦那さんとの時は自分からいくようにしている。と言っていた。
それを俺のときにもしてくれと先程約束させたのを思い出す。
頷くと優子さんは途端に蕩けきった顔をした。
「覚えてる?」
「うん。」
その瞬間、正常位でしっかりと繋がったまま優子さんがぎゅっと抱きしめる力を強くした。
と同時に腰を一度ゆっくりと押し付けるように動かしてくる。
「よかった…ああっ…あっあっあっあっあっ……もういくっ」
温泉の中に浸けたようだった俺のものがきゅうっと締め付けられるように優子さんの中が動く。
優子さんは恥ずかしそうに、でもしっかりと俺の目を見つめている。
「ねえ、知ってる?」
「はあっ…んっ…硬いっ………何?」
「妊娠する時さ、女の人がイっちゃってると女の子になって、そうでないと男の子になるんだってさ。」
きゅうっと締め付けがきつくなる。
「…じゃあ女の子になっちゃう。…あっ!」

喘ぎ声を止めるように一度息を吸い、落ち着かせてからはっきりと優子さんは口を開いた。
「ごめんなさい、ねえ、もういく。」
そういった瞬間、きゅーっとひときわ強く俺のものを絞るように優子さんの中が締まると
膣内がひくっひくっひくっと痙攣した。
全くピストン運動をしないまま、優子さんは強烈にイき始めた。
「あっ……あっ!ああっ!!」
俺ももう我慢できなくなっていた。優子さんがイっているその最中に結合部を押し付けながらどっと射精を始める。
どくっと根元から大きな塊のような感じに射精が始まる。
俺の射精に合わせて搾り取るように優子さんの膣内が動く。優子さんの中の中にまで思い切り射精していく。

「あっあっあっ!!君の出てるっ。……ああっ!!」
優子さんが俺の首に両腕を回して引き付けるように自分の首を上げ、
内部をひく付かせながら声を上げる。
「くっ」
「あああっ………凄いっ…凄いっっ………」
暫くして俺の射精が一段落してから優子さんは俺としっかりと繋がったまま口を開いた。
「ああっ………すごい一杯出てない?」
冷静な口調から寧ろ優子さんの気持ちの高揚を感じる。
優子さんと見つめあいながら言葉を交わす。
「一杯出たかもしれない。」
はは、と笑う。
「…ねえ、あの、梅原君。まずいかもしれない。」
顔を見ると今までないくらい蕩けきった顔をしている。
「何がまずいの?」
「今まで自分からイったって言ったでしょ?」
「うん。今そうやってくれたんだよね。」
そう言うと優子さんは首をゆっくりと振った。
「嘘だったみたい。」
そう言って優子さんは両腕をブルブルとさせて俺にしがみ付いている。
口調だけが冷静だ。
そしてゆっくりと顔を俺の耳元に近づけると、優子さんは囁きかけてきた。
「こんなの初めて。」

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「じゃ、じゃあまた、来週に来るね。」
「またね、優子さん。」
シャワーを浴びた後、優子さんは来た時と同じようになるように化粧をしなおしていた。
時刻は22:30になっている。
優子さんはじゃあまた、と言ったにも拘らず
俺の顔を見て真っ赤になって立ちすくんでいる。

「?どうしたの?優子さん。」
「その、い、今になって恥ずかしくなってきちゃったんだけど…今日の、な、内緒にしてくれる?」
所々つっかえながら搾り出すように声を出してくる。
「その、内緒って言うのは勿論、君の中で。」
今日の私は無かった事にして欲しいの。そうもごもごと口に出す。
「そうじゃないと、私次から君にも会えない。恥ずかしすぎて。」
俺は首を一度傾げてからにっこりと笑った。
忘れる訳がない。優子さん自身も絶対に忘れないだろう。
人生で始めて中出しされた相手が俺なのだという記憶を優子さんには持っていて欲しかった。
「わかった、忘れる。」
「約束してくれる?」
そう言って小指を突き出してくる。
優子さんの小指と俺の小指が絡んだ瞬間、カタン、と廊下の向こうから小さな音が鳴った。
絨毯が敷き詰められた長い廊下の先の方へ目をやるとそこには誰もいなかった。
そもそも45階には俺の住むこの部屋しかなく、セキュリティーは完璧だ。
飛行機でも突っ込んでこない限りは安全だよ。とは山田の言葉だ。
そもそもエレベーターからして政府のエージェントと警備担当位しか上がってこれないようになっている。
恐らく風でも吹いたのだろう。そう思いながら顔を優子さんの方に戻す。

「じゃあまた来週。」
そう言うと、優子さんは更に顔を俯かせた。
「その、楽しみにしてる・・・よ。君と会うの。」

俺もそうだよ。そう言うと優子さんは僅かに顔を上げてからばいばい。と手を振ってきた。

第2話 終
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by obtaining | 2008-06-23 17:08 | document

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