35人目 ~2話目 その1


「あっ!あっ!あっ!そこだめっ!やっ!やっ!んっ…あんっ!」
優子さんの高く掲げた尻を掴みながら抉る様に腰を突き込む度に優子さんの首がカクカクと揺れる。
俺の下腹部と優子さんの尻がぶつかる度にパン、パンという乾いた音が響く。
優子さんが後背位の体勢からGスポットを捏ねくられるのに事の他弱いのは最近の何回かの経験上判っていた。
見事なまでにくびれた腰を掴んで捏ねるように突き込む度に優子さんの膣内が締め付けるよう動きをしてくるのを感じる。
優子さんと俺が俺の部屋にある無駄に馬鹿でかいキングサイズのベッドに上がってからもう2時間になる。
二人とももう汗まみれだ。

「優子さん、俺イキそうなんだけど。」
「あっあっあっ!やっ!そこいっちゃう。いっちゃうから。
梅原くん早くイってっ!ねえはや…くっい…やあっ!やっ!あんっ!」

プライベートでは結婚したばかりの新妻でもある優子さんは旦那さんに気を使ってか
出来るだけ自分はいかずに俺をいかせようとする傾向がある。
無論俺としては優子さんのその気持ちに最大限の敬意を払う事に吝かではない。
なんといっても彼女は政府のエージェントとして、仕事として俺の相手をしている訳だ。
その上彼女は政府関係者としての知的な風情だけじゃなく
売れっ子のアイドルかモデルとでも言っても通るような透き通るような美人。
びっくりするほどストレートで艶やかな背中まであるロングの黒髪に軽くセニングで削いでサイドに分けている色っぽい前髪。
165cmと女性にしては少し高い身長にスレンダーな体つきと驚くほど括れた腰。
体を見れば全身隅々まで真っ白な肌。
胸は釣鐘型でDカップでその先端は驚くほどピンクで超感度良し。
すらりと引き締まっていながら柔らかさを保つ真っ白なお腹と
エージェントらしいその奥に隠された薄い腹筋。
そして艶やかな髪の毛に比べて体毛は殆ど生えない性質らしく限りなくパイパンに近いっぽい陰毛と
最高の気分を味合わせてくれるそのちょっと下のピンク色のその部分。
年齢は24歳で美人なだけでなく可愛らしさも満載。
新婚なりたてのそんな彼女が旦那さんを愛している事は知っていたし、
そもそも俺は如何にも理系のイケメンといった感じの彼女の旦那さんにも何回か合った事がある。

本来であればいくら俺が精液を生産できる人間だからと言って、
コンドームも付けずに生でバックからこんな風に責めて良い相手じゃあない。
本来であればこんな事をしていては失礼にあたるというものだ。

その旦那さんは今、彼女が俺の所にいる事を知っている。
何故そんな事を彼が俺に許しているのか。そして彼女も俺に許しているのか。
それは彼女達の上司であるチーフエンジニアの山田が彼女達にそう頼んだからという理由があるからに他ならない。
つまり、国は優子さんを俺の精液を採取する仕事に割り当てたのだ。
エージェントとして精液保有者である俺の精液を採る為に。
無論優子さんは大分躊躇したようだ。当たり前だ。
が、政府の命令とあればエージェントとして断ることなど出来なかったのだろう。
まったく。政府のやり口といったら正気とは思えない。
ゆっくりと首を振る。

「ちょっとっ…何考えてる…あんっ…あっあっ!…ねえっ聞いてお願い梅原君早くっ!
あっ…やっやっねっねえっそこだめっっ!梅原くんっ!もうっ!お願いっ!
もういっちゃうから。ねぇ…あっ!あんっ!んっ!あんっ!あんっ!」

リズミカルに優子さんの腰を俺の腰に叩きつけながら考える。

倫理とは何か。
人の取るべき道とかいて倫と読む。とは高校時代の社会科の教師の言葉だった。
年老いてはいたけれどとても情熱的な男の先生で、俺はその先生の話が好きだった。

「人の嫌がることをしてはいけない。人としての倫を守れ。
なんていうと君達はダセエッとかって言うかもしれないね。
僕はそれを否定しない。今はいいんだ。君達がそう思ったって。
何故なら君達はまだ子供だからだ。
体は大きくてもまだ子供だ。自分の事だけに一生懸命だってしょうがないんだ。
今はまだそれでいい。
まあこんな事を言うと逆に君達は反発するかもしれないけれどね。
でもいつか君達が僕の言葉を思い出す事があると僕は信じている。ダセエと思わずにね。
そう、多分君達が大人になったその時、ああ、大人っていうのは20歳になったという事じゃないよ。
例えば君達が父親になった時、それから自分の力でこの社会に両足を下ろす事が出来た時、
そんな時に思い出すと思う。
自分自身がきちんとした一つの個で、そして周りの皆もそれと同じ個で、
勿論君達の子供も同じ個なんだって思った時、そんな時にようやく判るんだ。
その時に思い出して欲しい。その時に思い出してもらう為に僕はここ、君達の前に今こうして立っている。
これから一年間君たちに話すことを、いつか思い出してほしい。
倫理とは今学び、そして一生を掛けて理解していく。そういう事なんだ。」
そんな事を言っていたのをふと思い出す。

人の嫌がることをしてはいけない。
全裸で右手と左手の肘から先をベッドにつき、上半身をベッドにうつ伏させる形となって
俺の方に高く尻だけを持ち上げている格好の彼女を後ろから思い切り突き上げながらそう思った。

変わらぬスピードを保つように気をつけながら優子さんの締りの良い膣内で俺のものを前後に動かしつつ、
時にGスポットのあたりを捏ねくる様な動きも混ぜたりすると
その度に優子さんの膣内から温かい液体が大量に分泌されてくる。

俺の一物が優子さんの膣内で動きやすくなる為にのみ存在するその液体がしっとりと俺自身に纏わり付いてくる。
纏わり付いたその液体の余った分が俺の一物と彼女との間に溜まり、
俺の腰と優子さんの腰が激しくぶつかる度にまるで両手に水を垂らした状態で手を叩きつけた時のようにブチュッという音を立てて弾け、
飛び散った液体が俺の太腿を濡らした。
「ああ…ああっ!いいから…もうっ。ダメだから、ねっ!梅原君お願いっ!
はやくっはやくイってっ!ねっ?あっ!あんっ!あっあっいやっ…あっ!あんっ!」
優子さんの膣内はもはやひっきりなしに俺のものを締め付け、収縮するように動いている。

人の嫌がることをしてはいけない。
そうだ。先生はそう言っていた。
くそっ。なのに俺の今やっている事といったら。
哀しい気持ちになる。俺はどうすればいい?
頭の中で必死に考える。
人の嫌がることをしてはいけない。その意味は?
今の俺ができる事といったら?

「おら、早くイっちゃいなよ。優子さん。」
パン。と音を立てて優子さんの膣内に激しくつき入れ、一瞬だけ動きを止める。
至極冷静な感じに俺の口から出たその言葉を聞いた瞬間、
優子さんの膣内が急激に収縮した。真っ白な背中がぐぐうっと反り返る動きを見せる。
「ああっ………!」
その動きに負けないようにこじ抜く様に腰を後ろに引き、
優子さんのGスポットが充分に捏ねくられるように一物を前にぐっと動かす。
「あっ……そ、そんなっ!あっだめっ!そこだめっ!はやくっねえ、本当にイって!
あっあっあっ!もうそこ凄いっっ!あんっ!」

僅かながら俺より年上の彼女だが、Mっけがたっぷりとある事は知っていた。
優しくするよりも、最後はこう云う風にちょっと乱暴な口調で責められると激しくいってしまう。
人が嫌がることをするな。
逆転させれば人が喜ぶ事をしろ。
この事に気が付いたのは、もしかしたら俺が少しだけ大人になったからかもしれない。
まだ道のりは遠いだろう。いつまでも追いつけないかもしれない。
でも年老いた教師に、その大きな背中に一歩づつゆっくりと近づけていればいい、俺はそう思う。

「どっちに出す?優子さん。」
俺に深く貫かれ、激しく腰を叩きつけられながらも
俺が腰を動かしづらい位にきつく俺のものを締め付け続けている優子さんに声を掛ける。
どっちとは精液採取用のパネルキットに出すか、優子さんの中に出すかどっちにするか。という意味だ。
優子さんの中に出しても最終的には女性用のキットで採取する事になる為、どちらでも構わないと山田には言われている。
しかし今まで俺は優子さんの膣内に出した事は無い。
こう聞くのは俺達の儀式のようなものだった。

俺の激しい動きに優子さんの全身と釣り下がった釣鐘型の乳房が反対方向に揺れる。
右手を伸ばし、激しく揺れている釣鐘型の乳房の先端にある驚くほどピンク色の乳首に手を伸ばした瞬間、
2箇所からの刺激に弱い優子さんの首がカクンと折れる。
驚くほど艶やかなストレートの髪を乱しながら優子さんはぎゅっと目を瞑り俯いたまま叫ぶように声を上げた。
「ど、どっちって…中はダメっ!あんっ!胸、やっ!あっだめっ!そこだめっ!
…嘘っ!イやっ!んんっ!ねえ、お願いっ!は、早くっ!
いっちゃう、いっちゃうから!ねえっ!」

腰の動きは止めない。激しく膣の奥の方を突きたてる動きのまま片手ではピンク色の優子さんの乳首を捏ねくるように指先を動かす。
「ああ………もうどっちでもいいから!ああっ梅原君っっ!早くいって!あっ!
あっあっあっ………もうダメいくっ!いくっ!だめダメ…ああっ!イっちゃうっっ!」

「俺の精子で妊娠しちゃったら優子さんどうする?」
今日本で人工授精以外の方法で妊娠する可能性は0だ。
今日本で人工授精をせずに孕むという事は実際に膣内に俺が射精したという事と同意味になる。
フィニッシュに向けて腰の動きを早めながらそう言う。
優子さんは俺の言葉が聞こえないように激しく首を横に振っている。
「ああっ…ごめん、あっあっあっごめんなさいっ!もういくっ!あっ!もういっちゃう!」
もう良いだろう。俺は優子さんの様子に合わせて腰の動きを最大速にして優子さんの尻に叩きつけていく。
優子さんはがっくりと首を折って、顔をシーツに擦りつけ、両手ではぎゅうとシーツを握り締めていた。
尻だけを高く掲げた格好のままもはやこちらの動きの為すがままになっている。

「ああああああああ…ダメだって…ああ…いくう…いくっ…あっ!あんっ!!
 あああああもうダメっ恥ずかしいっ!ごめんなさい…あっいくっあっ!…あっ!!」
優子さんが今までで最も高い声を上げたその瞬間、ぱしゃぱしゃ。と言う音と共に
優子さんの膣内から温かい液体がどっと大量に出てきて俺のものに絡みついてきた。
それが俺のものにたっぷりと絡みついた後、溢れた分の液体が俺と優子さんの結合部分からつーっ、とシーツに滴り落ちる。
そして優子さんの膣内が、今までとは違う激しくうねりながら絞るような様な動きを見せ始めた。
「あっ…あっ…いやあ。」
優子さんはぎゅっと目を瞑り、シーツを握り締め、尻を高く掲げたまま一度だけ全身を使ってぐぐうっと反り返る様な動きを見せた。
高く掲げた尻が反り返るその動きと共に前方にくっと動く。
優子さんのその締め付けを十分に確認してから俺はベッドボートに手を伸ばしてキットを手にする。

500ml用のペッドボトルを少し小さくした感じの大きさの銀色の硬い金属製の採取用ケースを取り出し、
そのヘッドに付いている開閉口の密封栓をパキンと外す。
プシュッという湿った音と共に真空だったケース内に空気が入る。
ペッドボトルのような形といっても金属製であり、その質感は政府製の特殊機材というだけあって流石に重厚だ。
ピッという音と共に採取ケース上のランプが黄色から緑色のランプを灯した事を確認してから、
俺は上半身をベッドに突っ伏したままの格好の優子さんのきつく締め付け続けてくる膣内から一物を取り出すと、
いきり立ったままのそれを採取用ケースに突き立てた。

ひんやりとしたジェルが一物に纏わり付いてくるのを感じながら充分にケースの奥まで突き立て、その中に力いっぱい射精していく。
「くっ」
思わず声が漏れる。
毎回そうだが、女性の体内に近づけたんだとか自慢げに山田がいう割にはこのキット、
中に入っている冷え切ったジェルはべとべとしているし粘着性も強い為、
ケース内の感触はそう良いものではない。

外に漏れないように最後までキット内に射精してから、
俺は一物を引き抜くと採取用ケースの開閉口を閉じた。
ケース上のランプが緑から赤に変化し、
シューッという音と共に空気が排出され、採取用ケース本体の温度が急激に冷えていく。
真空状態になるとピッという音と共に蓋にロックがかかる。
なんでも一度こうなると研究所のある場所以外では梃子でもこのケースは開かないらしい。
山田曰くロックされた後に無理にあけようとすると中身を破壊する為に
爆発するようになってるから気をつけて欲しい。とか言っていた物騒な代物だ。
そんなものに俺のものを突っ込ませるなと言いたい。
爆発したらどうするんだ。

そんな事を考えていたらどっと射精後の倦怠感が全身を包み込んできた。
真空状態になった事を確認してからケースをベッド脇に放り投げ、
俺は今だ尻を高く掲げたままシーツにしがみ付くようにしている優子さんの横に倒れこんでいった。
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by obtaining | 2008-06-20 15:29 | document

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